3月8日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
またトランプに振り回された1週間だったなと思っています。
彼自身は「成果」として誇っていますが様々なところに軋轢が生じてきているような気もします。
どこかで書きましたが世界最大の経済大国で、世界最強の軍事力を持つアメリカの動向は無視できないんですよね。
仕方なく追っていくことにしましょう。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
まさか交渉の場でしかもメディアに公開されているところで口論になり破談になるなんて誰も思わないじゃないですか。きっかけは副大統領のバンス氏の発言でしたが、互いの「ロシア観(というかプーチン観)」の違いが原因となりウクライナ支援の一時停止にまで発展しました。現在は再協議に向けて整え中。
独立を求めるクルドとそれを許さないトルコの間で長年争いが行われてきました。どこまで話が進むかはわかりませんが万が一本当に履行されるのであればかなり歴史的。
予算案が衆議院を通過しました。維新の会の賛成を得ましたが2月中に採決の条件が整わず政府は年度内の自然成立を見送った形。舞台は参議院に移っています。今回賛成の条件として「私立高校の無償化」を飲みましたが財源の議論は先送りにされていますしあまり表(国会内)で話し合われず裏(政党間の交渉)で決まった印象があります。
個人的にはこの百条委員会の結果報告を待ってから出直し選挙を行うべきだったのではないかと思っています。委員会そのものは議会の議決によって決定されているのですが、斎藤知事はそこから出てきた結果に対しても「一意見である」として軽く扱うような発言をしておりその点でも問題だなと感じています。
中国では日本の国会にあたる全人代が行われています。習近平氏への権力集中が進む中、最高意思決定機関である全人代の開催日数がどんどん減っているのが気になります。かなり習氏の一存で決まるようになってきているんだろうなと。足元は不動産不況から如何に脱するかが課題となります。
地方ではちょくちょく見かける安さが売りのスーパー、トライアルが西友を買収します。2008年にウォルマートに買収されていましたし、ウォルマートは世界最大の小売企業でもあるため納得感はありましたがトライアルに買収されるのかという寂寥感のようなものはあります。セブン&アイに対しても買収提案が出ていますし日本も”買われる”側になりつつあることを実感します。
アメリカ議会ではトランプ氏による今後4年間の政府方針を説明する施政方針演説が行われ、改めて関税を強化していくことを明言しました。ただ、車業界からの反発があり車関連の関税発動は一旦4月へと延期したようです。アメリカの関税策が世界経済の不確実性を高めています。
「個人」の刑事罰を問う裁判だったのですが立証の難しさから無罪が確定しました。残るは民事裁判となります。個人が背負い切れるものでもないため組織として罪に問える制度の導入を求める声もあるようです。国としては原子力発電の利用へと再度舵を切り始めていますが本当にそれでいいのかは考える必要があります。
EV普及に頭打ち感が出始めドイツ経済がガタつく中でEUが域内統一のEV補助金を検討し始めたというニュース。記事内には懸念材料としてのアメリカの関税があげられていますが、個人的にはアメリカの不確実な情勢を受けての行動ではないかと思っています。
昨年9月に続く2回目の連結分離でこちらも重大インシデントとして認定されました。昨年も驚いたんですが今年もまた「JR東日本が?新幹線で?」と新鮮に驚いています。前回とは違う要因のようで原因究明が待たれます。
👀注目
上でも話しましたが、車に関する関税は業界からの反発もあり1ヶ月延期されました。発動されれば日本の自動車メーカーも打撃ですが同様にアメリカのメーカーも打撃を受けます。
著名人が1ヶ月自叙伝のようなものを書いていく日経新聞の連載企画「私の履歴書」の今月は、新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として一躍有名になって”しまった”尾身茂さんです。めちゃくちゃおもしろいのでぜひ。
📰1週間の一面
✉️追伸
今週気温の乱高下やばくなかったですか?
私は体調を崩してしまいました。
年度末ですし季節の変わり目ですし皆さまもお気をつけて。
週明け10日は休刊日のためまた火曜日にお会いしましょう。
それでは良い週末を。