7月12日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
トップニュースは国内は鴻海と日産の協議開始、国外はアメリカによる関税の期限提示(延長)あたりかなと。
個人的には参院選の動向が気になっています。
世界は動きますね。
それではそんな目まぐるしく移り変わる社会の動きを追う、今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
参議院議員選挙は2回目の週末を迎えます。日曜に至ってはラストサンデーで各陣営大忙しですしこの週末も各社から情勢調査が出てくるはずです。私も誰に入れようかなとニヤニヤしながら考えています。選挙はほんと盛大なお祭りですよね。みなさん参加しましょう。
先週も載せましたが正式成立したので再掲しておきます。この法案でアメリカの財政は間違いなく悪化します。財政が悪化して一番最初にしわ寄せが行くのが公共サービスをよく使う貧困層なんですよね。奴隷制度があった頃まで格差が拡大している米国でさらに格差を広げるような法案が通過し、個人的にはかなり米国の先行きを案じています。大丈夫なんだろうか。
アベノミクスでは、市場に資金を供給する目的で株式市場にもじゃんじゃか資金を投入しました。年金を運用しているGPIFもそうですし日銀もETFを購入することで資金を供給しました。いつまでも持ってるわけにはいかないので売っていく必要があるんですが影響力が大きいためにソロリソロリと行う必要があるんですよね。特に日銀はいつまでも保有できませんが全部売却し切るのに100年ほどかかる可能性もあります。ほんとに大きな負の遺産を残してくれたなと思ってます。
ホンダとの統合協議が破談になった日産が鴻海と協業に向けた協議を始めていることが明らかになりました。そもそもホンダとの協議を急いだのは鴻海との関係が深まる前にとの思惑でした。お互いメリットはあるので一部の分野から進めていくという流れで着地しそうな気はしています。一方でホンダとの関係も気になる。
マスク氏は2つ目のニュースで取り上げた米国財政を悪化させる法案に対し「財政破綻に繋がる」とかなり強く反対しています。今回賛成票を投じた議員の一部に対抗馬(日本だと”刺客”なんて表現されることも)を立てる目的で新党を結成するようです。あんなに蜜月だと思われたトランプとマスクがね。こうなるんですね。
製造業の影響が強い指標であるため「悪化」になったからといってすなわち景気が悪化しているというわけではありませんが気になる変化ではあります。日本の製造業は自動車関連が5分の1を占めておりアメリカの関税が本格化すればさらに落ち込む可能性もありそう。
追加関税の適用は7月上旬だと見込まれていましたがその期限がさらに延びた形。8月1日が最後だとトランプ氏自身は言っていますが関税策は支持者には不人気な政策で果たしてどうなるか。日本からすると「粘り強く交渉してよかったね」ということになる可能性もまだ残っていると思います。
店舗を持たないことから固定費が抑えられるという強みを活かし高めに金利を設定し預金を獲得してきたネット銀。その勢いは続くと見られていましたがもう鈍ってきていることに驚いています。銀行のあの手この手を使った預金獲得競争はさらに激しさを増しそう。「人を動かすためにどんなインセンティブを用意するんだろう」と個人的に興味深いんですよね。
オーストラリアでSNSの規制法が可決成立したことが記憶に新しいですが(今年中に施行されると見られている)EUも意欲を示しています。次やるとしたらEUですよね。なんならオーストラリアの前にEUがやっていてもおかしくなかった。実効性の問題はありつつも私は規制法成立によるメッセージ性が重要だと思っています。
アップルが終値で時価総額3兆円になったということがニュースになったのが2023年7月。あれから2年で4兆円企業が出てきました。勢いがすごい。AIも今や社会に定着しており「インフラ」になりつつあります。もう少し「AIによる活況」は続きそうです。
👀注目
10本に含めたかったんですがちょっとまだわからないので一旦注目で。新しい情報が出てきています。
この記事すっごくおもしろかったからぜひ読んで欲しい。
こっちは同じ内容の朝日新聞の記事なんですが、この著者インタビューをしっかり載せるあたりが朝日っぽくていいなと思っています。複数の記事読み比べるとおもしろいのでおすすめ。
100年ぶりというその期間の長さに歴史を感じます。よっぽど汚かったんだなぁ。道頓堀もいつか泳げるようになるんですかねってことを考えた記事でした。
📰1週間の一面
✉️追伸
ずっと猛暑続きでしたが木曜に雨が降ってふっと涼しくなりましたね。
来週月曜は休刊日でお休み。
また火曜日にお会いしましょう。
それではよい週末を。