6月7日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
トップニュースは分かってたとはいえ韓国大統領選でしょうか。
アメリカの動向が読めず中国も習氏への権力集中が進む中日韓が安定することは非常に重要です。
韓国も保革の分断が広がっておりどう統合していくかは大きな課題となっています。
そんなことを考えながら今週を振り返るニュースたちをお届けします。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
「追い風」という表現が果たして適切なのかどうかは分かりませんが高齢者の求職者が増えているのは「やりがい」を求めているという方もいらっしゃいますが、金銭面で少しでも…という方も多いのが現状です。高齢者は資産を多く持つ方もいますがほとんどなく貧困にあえぐ方も多く格差がかなりはっきり出ています。
これまでも何度か取り上げましたが日本は懲罰から更生へと方針を大きく切り替えました。背景には出所後も社会に定着できず再犯を繰り返してしまうということにあります。大きい犯罪がクローズアップされそのたびに「厳罰化」が求められますが足元はまた違う動きがあるんですよね。
結局MBKが買収で決定しましたか。牧野フライスを巡っては結構おもしろい動きがあって、もともとニデックという企業が買収しようとしてたんですが牧野が他の企業の提案も聞きたいと「時間稼ぎ」的な策を取り最終的にMBKが射止めたという流れ。時間稼ぎが違法では?とニデックが裁判所に差止請求を行いましたが棄却されたんですよね。おもしろいのでぜひ詳細記事読んでください。
保守派陣営から二人立候補した時点で李在明が当選するのは明らかだったわけですが、それよりも保守が1本化されていたらかなり接戦になっていた可能性があることに加え若者でも男女で保革が分かれていたりと韓国社会の分断は根深く残り続けている感じがあります。統合していけるか、手腕が問われます。
元から同床異夢だったと言ってしまえばそれまでなんですが、マスク氏は新自由主義的でトランプ氏は支持者からのウケがよければいいというタイプなのでかぶる部分はありますがそこまで近いわけでもないんですよね。元から長く続く気はあまりしなかったので個人的にはまあそうなるよねという感想ではあります。今じゃ減税法案をめぐって非難しあってます。
ウクライナはかなり長期的に綿密に計画を練っていたようです。使用したドローンの費用が約2億円なのに対し損害は1兆円程度という資産があることに加え、現在の各国の防衛体制を揺るがす作戦でもあり軍関係者は見直しを迫られているようです。何よりも情報が一切漏れなかったことがすごいなと。ウクライナの継戦意思は強そうです。
トヨタがグループ再編に動くのは自動車業界が大変革期にあることに加え、株主からのプレッシャーが増していることから自由に経営を行いたいという意向もありそう。ただ、今回のトヨタによる買収では現在の価格を下回る株価を提示しており本当に非公開化に持っていけるのかはまだ分かりません。
「日本は婚外子が少ないため婚姻数を増やすことが子どもを増やすことに繋がるんだ」と言われており、それを真に受けた(というかそのまま受け取った)人が婚活パーティを行ったりするんですが結婚できないのは収入の不安定さや社会保障の脆弱さが原因。そこをなんとかしないことには婚姻数も子どもも増えません。
日銀としての不安要素はトランプ氏による高関税でしたがそれも引き下げられ当面木にする必要はなくなっているかなと思います(不確定要素としては残りますが)。それよりも足元でじわじわインフレは継続しており、そちらへの対処も考えると維持はあれど引き下げはないだろうと。金利の引き上げ基調は変わらないはずです。
日本郵便が規定していた点呼を行っていなかったり、飲酒運転が行われていた事例などもあり状況を重く見た国交省が一部のトラックの事業許可を5年間停止するに至りました。かなりガバナンスの問題で、これまでトップだった増田氏が退任。新たに就任した小池氏は社内ガバナンスを効かせることができるのか。
👀注目
一時代の終わりを感じるニュースではあります。お疲れ様でした。
📰1週間の一面
✉️追伸
来週は月曜が休刊日なので次は火曜日にお届けします。
それでは皆様よい週末を。