今週もお疲れ様でした。
熊本地震は「まさか10年で…」と思った方は多かったと思います。
関係者の徒労感も大きいでしょう。
何よりもこの時期ということで災害関連死も心配です。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
首相の集中審議への出席が計33時間と、過去5年平均の68時間からほぼ半減し、浮いた時間は官邸での政策立案に回したとされます。国会の長時間拘束に議論があるのは分かります。ただ予算審議は本来、政府の側が立法府に質疑をお願いしている建付けで、内閣を束ねる最終責任者の言葉を引き出す場です。しかも空いた時間で外交の成果が見えるわけでもない。政策を次々に打ち出す政権だからこそ、説明の場を軽くみる姿勢は気になります。
軽自動車は、日本車が価格と使い勝手で守ってきた最後の量販の砦です。そこにBYDが踏み込んできました。28日発売の軽EV「ラッコ」は補助金込みで実質199万円。日産サクラの186万円にはまだ届きませんが、安さを武器に世界で伸びてきた企業が、26年中に1万台という目標を掲げてきた意味は小さくありません。今は価格差があっても、量産が進めばそこはすぐ詰めてきます。庶民の足であり裾野の広い軽の市場を握られると、国内勢は一気に苦しくなる。ここは日本のものづくりの分岐点になりかねないと、かなり気になっています。
世界遺産というと立派な寺社や城を思い浮かべますが、今回登録された「飛鳥・藤原の宮都」は地面の下に眠る古代の宮跡が中心で、見た目の華やかさはありません。それでも登録に至ったのは、1970年代に一人の村民の陳情から生まれた明日香法が、高度成長期の開発の波から遺跡を守り続けてきたからです。目先の開発を我慢して残したものが、半世紀を経てこうして報われた。各地が開発か保存かで揺れ続けるなかで、こらえて守るという選択が長い目で価値を持つこともある。派手ではないものにきちんと光が当たった、嬉しいニュースでした。
29歳以下の世帯の負債が全年代で最も多くなり、負債を抱える世帯では平均3000万円を超えました。背景には最長50年という超長期の住宅ローンの広がりがあり、借入額の伸びに年収や貯蓄が追いついていません。ここで金利が上がれば、毎月の返済がじわじわ上乗せされ、消費を抑える方向に効いてきます。次に触れるデフレ脱却の判断とも地続きの話で、若い世代の家計がどこまで持ちこたえられるか、気にしておきたいところです。
先ほどの住宅ローンの話とちょうど裏表なのがこれです。高市首相が27日、「デフレを脱却したといえる状況にない」と述べました。長くデフレに苦しんできた日本ですから、判断に慎重になる気持ちは分かります。ただ、物価も金利も明らかに動き始めている今この局面で、政府が市場に向けて「まだデフレだ」というメッセージを放つことの重さは、もう少し考えるべきだと思います。慎重さが、かえって次の一歩を遅らせることもある。言葉の一つひとつが相場を動かす立場だけに、どう受け止められるかが気になります。
あまり大きく報じられていませんがかなり危惧しています。コンゴ民主共和国東部で5月から続くエボラ出血熱の死者が1000人を超えました。しかも過去の流行に比べて感染の広がりが異例に速い。エボラは致死率が高く、感染者が早く亡くなるぶん、かえって拡散が抑えられてきた面もあるとされてきました。それがここまで速いとなると、これまで以上に広がる恐れがあります。承認されたワクチンのない型で、紛争地ゆえに封じ込めも難しい。感染経路の把握も進んでおらず、遠い話と片づけられない気がしています。
気候変動が、はっきりと目に見える災害に変わりつつあります。フランスとスペインで山火事が広がり、両国合わせて30万人以上に避難指示が出ました。フランスではワイン産地ボルドーの15キロ手前まで火が迫り、南西部では気温が40度に達する見込みだといいます。前から言い続けている話ではありますが、今この段階で手を打たないと、後戻りできないところまで来てしまう。欧州で相次ぐこうした異変を、対岸の火事にしてはいけないと思います。
まさか10年でまた同じ場所で、というのが正直な気持ちで、報道を見て言葉を失いました。熊本で最大震度7を観測し、イオンモール熊本では外壁が広い範囲ではがれ落ちました。2016年の記憶がよみがえった方も多かったはずです。ソニーやTSMCの熊本の拠点が生産を止めるなど、日本の基幹産業への影響も広がっています。ただ、まずは人命です。真夏で熱中症も心配な時期だけに、一人でも多くの方が無事に助け出されることを、ただただ願っています。
見出しの「和らげる」という言葉に、いまの日本の実情がにじんでいます。外国人の転入が過去最多の72万人となり、住民登録された外国人は403万人と初めて400万人を超えました。総人口の3.3%を占め、日本人は17年連続で減っています。人口減を外国人の増加が下支えしている、という構図です。外国人が社会の一員になる前提になっている以上、どう社会に包摂していくかは、これから避けて通れない論点になりそうです。
高市首相が、食料品の消費税を来年4月から8%を1%に下げると表明しました。2年限定で、赤字国債には頼らず、中低所得者には給付で「実質ゼロ」にするといいます。ただ率直に言って、これは悪手だと思います。2年後に1%から8%へ、つまり実質7%の引き上げを本当に行えるのか。減税しても店頭価格がそのぶん下がるとは限らず、過去の例でも効果は限定的でした。物価高対策のはずが、戻すときに大きな政治的体力を使うだけに終わりかねません。先の「デフレ脱却といえない」という慎重さとも、どこかちぐはぐに映ります。
👀注目
今の若者たち、SNSは情報に溢れコミュニケーションツールが発達していつでも連絡が取れて”しまう”状況にあり本当に大変だろうなと思う。心理的安全性をどう確保してあげられるだろうか。
高校の指導要領が「AI時代」を意識し始めていることに、AIが社会インフラになりつつあることを感じます。「人ができることはなにか」をここまで問われることになるとは。
📰1週間の一面
✉️追伸
今日からもう8月ですか。早い。
暑い日が続いてますので皆様お気をつけて。
それではまた月曜日にお会いしましょう。
良い週末を。







