📰今日のニュース
テクノ新世 もっと人間らしく(1)集合知VS偽情報
ウィキペディア創設者の再挑戦 世界中と連携、技術悪用防ぐ
今日は人類の集合知とAI規制に関する話。
💹マーケット
☝️一面のワケ
日経が力を入れている大型連載企画の新トピックがスタート
📚目次
集合知とAI規制
AIの危険性
民主主義的
🪅ポイント
昨年6月から大型連載としてたびたび一面トップになるのがテクノ新世という企画
集合知を活かしてAI規制を行っていこうというのが今日の記事
AIは便利な半面、危険性も伴うことから公益に資する規制が必要
🤖集合知とAI規制
昨年6月から始まったのが日経新聞の大型連載企画であるこの「テクノ新世」です。
目的は以下の通り。
Chat(チャット)GPTに代表される生成AIや量子コンピューター、ゲノム編集などテクノロジーがかつてない速さで進歩を遂げています。新しい技術は人々の暮らしや社会に革新をもたらす一方、制御不能となって人類を危機の淵に追いやるリスクをはらみます。ヒトはテクノロジーの力で進化するのか。それともヒトを超えるテクノロジーにのまれてしまうのか。未来社会の光と影を展望します。
今回は人の集合知を用いてAIの規制や監視に繋げていくという話。
インターネットが開発され、当初は情報の発信者と受信者が固定されていましたが、誰もが発信も受信も行えるようになりました(Web2.0)。
その中で出てきたのがインターネット上の百科事典であるウィキペディア。
従来は少数の専門家に執筆してもらうことによって信頼性を担保していました。
ウィキペディアの場合は誰もが加筆修正できるようにしたことでニセの情報が載ったとしても最終的には正しい情報に書き換えられだろうというヒトへの信頼によって成り立っています。
この集合知を、企業利益ではなく公共の利益に資するようにAI規制に活用していこうという動きが出てきています。
🚧AIの危険性
AIは人類に様々な恩恵をもたらしてくれそうに見える一方で、多くの危険も孕みます。
主なものとしては…
偏った情報の拡大:学習する際のデータが偏っていれば間違えた学習をしてしまい生成される情報も間違ったものとなってしまいます。
ディープフェイクを利用した偽情報の拡散や犯罪への悪用:既に米国大統領選でバイデン氏の音声が拡散されているなど影響を与え始めています。詐欺への悪用など今後様々な事例が考えられます。
兵器利用:AIを搭載した兵器が、人間の指示なしに自らの判断で人を殺してしまうことや、効率的に殺傷する武器の開発などに用いられる可能性があります。
よく切れる包丁と同じで素晴らしいものを生み出しもするし、人を傷つけてしまう狂気ともなるのがAI。
それをどのようにコントロールするのかという人間の知性が試されています。
🤔民主主義的
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
政治や統治の体制も「結局一人だと最終的に暴走しちゃうよね」ってことで多くの人からの意見を吸い上げ反映させる形が安定するとして定着してきました。
企業も同様で社内統治の民主制や情報の透明化が求められる時代になっています。
記事内にイーロン・マスク氏が出てきますがテスラ社の株主総会で氏の統治体制に批判が出ていることは非常に示唆的だと感じます。
📰今日のその他の一面
スズキが?って思ったんですが確かに自動運転は軽自動車の方が需要がありそうです。一方で軽自動車は街乗りが多いため高速道路等と比べても想定しにくい自体が発生する頻度が高く、技術的には精緻さが求められそうです。
すごい技術が出てきたなと感じます。仮想空間上に森林を再現できれば、どの木を伐採してどのルートで運び出してってことも現場に行かずに打ち合わせができますしこれVRに落とし込めたら林業の後継者育成なんかにも使えそう。
全参加国から賛同が得られなかったことで各国の微妙な立場の違いが浮き彫りになりました。現在いわゆる西側諸国とロシア・中国に大きく分かれてるわけですがグローバルサウスの国々はどちらかに肩入れするのではなくどちらとも適度な距離を保ちたいのが本音です。インドは中国と国境を接しておりたまにぶつかることもあります。そのためロシアとの関係性を保っておきたいんですよね。
✉️追伸
先週から一気にめっちゃ暑くなりましたよね。
みなさん体調崩してませんか?今夏も暑くなりそうなので冷房入れて乗り切りましょう。
熱中症には注意してくださいね!あと水分補給。