5月4日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
今週のトップニュースは為替介入のインパクトも大きかったのですが、やっぱり政治への影響ということで3補選の結果ですかね。
自民党の総裁選をにらみつつ、いつ解散総選挙となるかが政治の最大関心事になりそうです。
国会も重要な法案が目白押し。機会があれば取り上げたいなと思います。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
先週末に行われた日銀の金融政策決定会合についての記事が出てきました。会見の発言要旨も置いておきます。会見では為替について問われており植田総裁は「判断するのは政府(財務省)」ということを強調しておりこの部分が拾われて円安へと動いたのではないかと思います。いずれにしても今後も日銀会合は注目されます。
国税庁が富裕層の相続税の税逃れにかなり力を入れているようです。タワーマンション節税(一戸建て等の不動産と比べ相続税が安くなる)にもメスが入っており国として相続税の徴収を強化していっているように見えます。もしかすると富裕層を対象としたその他の資産課税の強化も水面下で目論んでいるかもしれません。どうなんでしょう。
「技士」として18年間働いていた人が総務課に配置転換されたことで「働き方」について争われた裁判です。1,2審は使用者側の意見を認めまし「適法」としましたが最高裁は「違法」だとしました。今後、労使でより厳密に働き方についての確認が必要となりそうで各企業の人事に影響を与えそうです。
イスラエルによるガザへの攻撃が非人道的だとして米国内で反イスラムデモが発生しており大学で発生しているデモでは大学基金などによるイスラエルへの投資から資金を引き揚げるよう要求しています。批判の矛先はバイデン政権にも向いており大統領選に向けて重要トピックの一つになっています。
EVは車両価格の30〜40%をバッテリーが占めてると言われています。中国は電気自動車用のバッテリー生産に優位性があることから低価格での提供が可能になっていますがここにきて供給過剰となっており輸出に力を入れ始めています。欧米は安価な中国社の流入に警戒していますが各メーカーは低価格化を求められることになりそうです。
中国との結びつきを減らしリスクを低減させる目的の一環で重要鉱物の仕入先を南米にシフトしようという動きが出てきています。またブラジルがグローバルサウスの中で存在感が増してきているというのも要因としてありそうです。首相はフランス→ブラジル→パラグアイとこのゴールデンウィークで世界をグルっと1周して帰ってきます。
結果はある程度分かっていましたが3選挙区ともに20時ちょうどに当選確実が出るという自民党から言えば惨敗、立憲民主党から言えば圧勝の選挙でした。自民は衆院選に向けての立て直しが必要で、また野党は立憲民主党を中心にまとまっていくことが決定したわりと大きな選挙だったのではないかと思います。
日本政府が為替介入に動いたと見られています。4月29日に1回目、5月2日に2回目と立て続けに介入(があったと思われる)。為替相場は円高方向へと振れました。しかしながら為替変動は日米の金利差に起因しており円安への圧力は依然残り続けます。
石炭火力はCO2の排出量が多く世界的に廃止の方向で動いています。日本は石炭火力に発電量の約3割を依存しており今回の「例外」は日本に配慮したものと思われます。政府のエネルギー基本計画では30年度に再生エネを36〜38%、原子力を20〜22%に増やす目標をかかげていますが変更を迫られるかもしれません。
このニュース取り上げようか迷ったのですが、ネタニヤフ氏がアメリカに対しICCの逮捕状をなんとかして欲しいと言っているという記事を何かで読んだんですよね。もしかするとイスラエルとパレスチナの問題に影響を与える要因になるかもしれないと思いピックアップしました。ちなみに今年3月に赤根智子裁判官が新所長に就任しています。
👀注目
ソニーの動きがおもしろいなと思ったので記事共有しておきます。ソニーは電子機器からエンターテイメント産業を重視する戦略に切り替えて業績が上向いてるんですよね。さらにそれを強化する動きでちょっと注目。
📰1週間の一面
✉️追伸
みなさまゴールデンウィーク期間をいかがお過ごしでしょうか?
雨の日もありましたがゴールデンウィークらしい好天にも恵まれていますね。
それでは良い週末を、連休をお過ごしください。
お仕事の人はがんばりましょう💪