📰今日のニュース
今日は米国マーケットの動揺について。
💹マーケット
☝️一面のワケ
トランプ政権の関税強化政策が米国株の大幅下落を招き、物価上昇と景気減速が同時に進む「スタグフレーション」懸念が市場を揺るがしている。
📚目次
米国株からの資金流出の実態
香港マーケットの動向
マーケットは真っ赤っ赤に
🪅ポイント
新規関税導入で米国株市場から3兆円の資金流出が発生。
消費者物価指数の再燃懸念と消費者信頼感の低迷でスタグフレーションリスクが拡大し、ハイテク株が集中売り。
香港市場は人民元安・中国低金利で一時的に資金流入するも、対米貿易摩擦の長期化で中国資本依存の脆弱性が顕在化。
🎹イントロ
トランプ氏は就任前から関税を利用してアメリカが抱える巨額の貿易赤字を解消すると宣言していました。
関税をかけることにより景気が低迷する可能性は指摘されていましたが、マーケットとしてはそれよりも規制緩和が進むことで企業の業績が伸びるのではないかと見られていました。
ただ、蓋を開けてみれば関税一辺倒でマーケットは徐々に不安に。
さらに世界的に相互関税をかけるということで一気に警戒モードに入りました。
確かに米国は巨額の貿易赤字を抱えていますし、それが問題視もされてきましたが一方で強い個人消費がアメリカ経済を支えてもいました。
今回、様々な製品に関税がかかると、関税分で上乗せされた金額を支払うのは当然アメリカ国民なわけで、強かった個人消費が弱まる→景気が低迷するという流れになるのではと心配されています。
今回はマーケットに対象を絞った話になりますが、以下、見ていきます。
💸米国株からの資金流出の実態
トランプ政権が打ち出した新規関税政策(鉄鋼45%、半導体25%など)が逆効果を生み、米国株市場から1週間で202億ドル(約3兆円)の資金が流出し、S&P500種株価指数は過去1ヶ月で12%下落しています。
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