今週もお疲れ様でした。
最大の衝撃はアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃。
やるのかもしれないなとは思ってましたがやはりいざ始まると影響の大きさを実感します。
そしてさらに衝撃だったのは出口戦略のなさ。
泥沼化しそうでとても嫌な気持ちになっています。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
2月28日、米国はイスラエルと共同でイランへの軍事攻撃を開始しました 。「戦況は非常に順調」と自信を示しながらも、作戦期間は依然不透明と報じられており 、各方面から長期化リスクが指摘されています 。そもそも交渉が本気の合意を目指すものだったか自体が怪しく、空母の現着を待つ時間稼ぎだった可能性もあり 、出口戦略の不在が最大のリスクと言えます。
イランによる通航禁止で日本の海運大手3社が退避し、関係船舶が足止めされています。原油輸入の9割超を中東に頼る日本は、長期化すれば深刻な打撃を受ける可能性があります。天然ガス備蓄は約3週間分しかなく、エネルギー高と景気後退が同時進行するスタグフレーションリスクが現実味を帯びています。自国供給が脅かされる中国が動く可能性はありますが全く見通せません。
いわゆる安保法制の審議では、ホルムズ海峡封鎖が存立危機事態の典型例として政府自身が例示してきた経緯があります。想定例の公言は国民への分かりやすい説明になる半面、日本の参戦条件を相手国に明示するリスクも孕みます。高市首相の台湾有事発言が中国の反発を招いたものも同じ構造と言え、改めて軽率だったと指摘せざるを得ません。
トヨタ自動車による豊田織機のTOBで、当初「価格引き上げには応じない」としていたトヨタが約1カ月で方針を翻し、価格を修正して物言う株主(アクティビスト)の応募合意を取り付けました。今後のTOB交渉においてアクティビストが強硬姿勢を維持することが合理的と判断される先例となり得ます。日本市場でのTOBプレミアム水準が底上げされ、買収コスト全体が上昇する転換点になる可能性があります。
アンソロピックは、自律型兵器や大規模監視へのAI転用を禁じる倫理的制約をトランプ政権に拒絶され、連邦政府機関から事実上締め出されました。代わりに同日OpenAIが国防総省と機密ネットワーク向け契約を締結します。しかし「倫理を貫いた企業」として一般ユーザーの共感を集めアンソロピック社のClaudeは米App Store首位に立ち、前例のないアクセス集中でサービス障害が発生しました 。AIが「軍事・安全保障に使われるべきか」というこれまで先送りされてきた問いが、市場とユーザーの選択という形で突きつけられました。
衆院予算委の坂本委員長が、野党の合意なく3日間の基本的質疑終了直後に地方・中央公聴会の日程を職権で次々と決定しました。日曜開催の地方公聴会は前例がなく、与党はさらに土曜審議も提案しています(こっちは取り下げた)。審議遅延の根本原因は高市首相自身が通常国会中に解散を決断したことで、その”自縄自縛”を官僚・野党・国民に押し付けている構図です 。衆院定数4分の3を占める巨大与党が委員長ポストを握り、首相自身は答弁に立とうとしません。この姿勢に私はかなり怒っています。
MAGA(アメリカを再び偉大に=Make America Great Againを信奉する人たち)系論客が「イスラエルに巻き込まれた」と公然と批判し、非介入主義を掲げてきたトランプ連合の内部亀裂が顕在化しています。ネタニヤフ首相が昨年末の訪米で攻撃承認を求めたとされ、計画的な「誘導」との見方も出ています。出口なき戦争は2026年中間選挙で共和党の火種となる可能性があります。
東京高裁が一審で出た旧統一教会への解散命令を支持しました。「自発的改善は期待しがたい」と司法が断じた一方、衆院選2026でも教会関係者を選挙スタッフに使い続けた議員の存在が報じられており、政治との癒着の全容は未解明のままです。関係議員は司法の判断を重く受け止め、自ら事実を明らかにする責任があります。
4月から防衛財源確保のための増税が段階的に始まります。法人税は大企業を中心に実効税率が約4%上乗せされ、加熱式たばこ税も1箱あたり20〜50円引き上げられます。2022年の安保3文書改定以降に決まっていた内容ながら、国民への浸透は十分とは言えません。増税で予算を積み上げても、自衛隊の充足率は8割を切るとされる深刻な人手不足が続いており、お金だけでは解決できない構造問題が防衛力の実効性に影を落としています。
全人代でGDP成長率目標が「4.5〜5.0%」へ3年ぶりに引き下げられ、不動産不況や米中摩擦による景気悪化を政府自身が認めた形です。2030年の長期目標は示さず、代わりに研究開発費を40%増やしAI・半導体に国家資金を集中させる「脱米国」路線を鮮明にしました。内需低迷と過剰生産という構造問題が解消されない限り、目標未達のリスクは続きます。
👀注目
カスピ海が小さくなっていることは聞いていましたが写真を見ると改めて衝撃を受けます。着実に「気候変動」が各所に影響を与えています。住んでいる人にとっては生き死にに関わる問題。
「医療費の削減」と聞けば誰しもが「いいことでしょ」と考えると思うのですがその裏にはこういう”希望”の芽を潰す可能性があることも頭に入れておきたいですね。
記事に飛んで表を見てもらえると分かりやすいのですが「旧姓使用拡大」はかなり複雑なんですよね。選択的夫婦別姓の方が合理的。別姓反対派は「家族の絆が壊れる」と言うのですが同姓でも壊れているところはありますし、そう考える人は同姓を選択すればいいだけで特に不利益はないと思うんですけどね。
📰1週間の一面
✉️追伸
来週もイラン関連の情報は更新されていきそうです。
あの爆撃の下で一般の人々が亡くなっていると考えると耐えられない。
皆様は穏やかな週末をお過ごしください。
それではまた月曜にお会いしましょう。







