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3月31日(月)〈資本騒乱 大買収時代〉市場退出の甘いワナ

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ROE改善 成長なき借金にリスク

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2分で分かる新聞一面
Mar 30, 2025
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3月31日(月)〈資本騒乱 大買収時代〉市場退出の甘いワナ
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📰今日のニュース

3月31日(月)〈資本騒乱 大買収時代〉市場退出の甘いワナ

ROE改善 成長なき借金にリスク


今日は市場からの撤退と企業の成長について。


💹マーケット


☝️一面のワケ

上場企業が株式市場から撤退する動きが加速するも、非公開化が必ずしも成長力向上に直結していない実態が明らかになった。

📚目次

  • MBO増加の背景

  • 求められる経営視点

  • 戦略がないのかそれとも…

🪅ポイント

  1. 東証のPBR改善圧力やアクティビスト株主の台頭により、MBOによる非公開化が2023年に1兆4000億円と過去最高を記録。

  2. 国際会計基準の厳格化で資産管理が重視され、工場や土地の効率的活用が経営課題に。

  3. 短期的株主圧力からの解放を目指す非公開化戦略も、中長期改革の具体像がない企業は成長停滞を招くリスクを露呈。


🎹イントロ

個人的には衝撃のデータでした。

下でも書きますが昨今は上場企業が株式市場から「一時撤退」する事例が多く見られていました。

それは四半期ごとの業績の開示だったり株主からの突き上げがあったりするため、中長期的な展望を描きにくいという事情があるためです。

短期的な利益だけを求めてしまえば目の前のことばかりに対処せざるを得なくなり、大きな視野で経営を行っていくことができないというのが経営側の主張ですし、私もその意見には同意していました。

しかしながら、一度株式市場から撤退した企業も市場に残り続けた企業も成長力はさして変わっていないというのが今回日経新聞が示したデータ。

当たり前かもしれませんが一度”避難”したところで成長へと向かう道筋が見えていなければ難しいということなのかもしれません。

それでは以下、改めて市場撤退が増えているわけと、今後日本の企業経営において求められる視点についてお伝えしてきます。


💴MBO増加の背景

近年、上場企業によるMBO(マネジメント・バイアウト)など株式市場からの撤退が増加しています。

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