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3月21日(金)今年のコメ増産、減反廃止後で最大

3月21日(金)今年のコメ増産、減反廃止後で最大

在庫不足解消へ一歩

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2分で分かる新聞一面
Mar 20, 2025
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3月21日(金)今年のコメ増産、減反廃止後で最大
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📰今日のニュース

今年のコメ増産、減反廃止後で最大

在庫不足解消へ一歩


今日は今年のコメの作付について。


💹マーケット


☝️一面のワケ

日本のコメ不足と価格高騰は、長年の生産調整政策と近年の需給バランスの崩れが原因となっている。

📚目次

  • コメ不足の現状と背景

  • 日本の米政策の変遷

  • 今国会での農業政策議論に注目が集まる

🪅ポイント

  1. 2023年の猛暑による収穫減少と需要回復により、コメの供給不足と価格高騰が発生。

  2. 政府の長年の生産調整政策が、需給バランスの微妙な変化に対する脆弱性を生み出した。

  3. 市場原理に基づく価格決定への移行により、政府の直接的な価格介入が難しくなっている。


🎹イントロ

切り口をどこにするかで随分話が変わる話題だなと思っています。

日経新聞の切り口は、「価格が変動することによって農業者が作付量を変化させており『市場によるコントロール』が上手くいっている」と見ています。

果たしてそうなのか。

確かにミクロの視点では農家自らの意志で作付量を決定し補助金とのバランスを見ながら割合をどうしていくかを決めており目指すべき農業経営の形になっていると捉えることもできます。

一方で、この間の価格高騰は需要と供給のバランスがかなりギリギリだったためにほんの少し供給量が減ったことで起きました。

そのためマクロな視点から見ると少しの上振れ、下振れでコメの価格が高騰することもあれば暴落(は言いすぎかもですが)することもありえます。

「食料安全保障」の観点からも一定の生産量を確保できるように対策を講じるべきではないか…というのが私の視点。

以下、この間の価格高騰や、これまでの日本のコメ政策を簡単に紐解くことでなぜこの話題に紐づいているのかをお伝えしていきます。


🍚コメ不足の現状と背景

昨年夏から日本ではコメの品薄状態が続いており、小売価格の高騰が発生しています。

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