今週もお疲れ様でした。
アメリカ・イスラエルによるイランへの攻撃が我々の生活にも影響を与え始めています。
このまま長期化すれば世界的な経済停滞を招く可能性があります。
だから世界は戦後自由貿易を推進してきたんだなと実感するこの頃。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
ペルシャ湾岸でイランによる報復攻撃が本格化しました。イラク沖のタンカーが小型ボートの爆発で被弾し、サウジアラビアの製油所もドローン攻撃を受け、WTI先物は一時89ドルまで跳ね上がりました。攻撃の標的が原油インフラに集中しているのは「偶発的」ではなく「戦略的」です。ホルムズ海峡の封鎖に加え、湾岸の生産拠点まで狙われており、原油市場は本格的な供給危機の入口に立ったと言えそうです。
ホルムズ海峡封鎖の余波が今度は産油国側を直撃しています。出荷できない原油がタンクに溜まり続け、1カ月以内に貯蔵限界を超える見通しです。迂回ルートでカバーできるのは減少分の半分以下とされ、産油国は強制的に減産を余儀なくされます。供給が止まっているのに減産するという矛盾した状況が、価格上昇と供給不安を同時に引き起こします。「封鎖が長引けば長引くほど傷は深くなる」という構造は変わっていません。
自民・維新がミサイルや護衛艦の輸出を可能にする「5類型」撤廃を首相に提言しました。防衛産業の維持・強化という目的は理解できます。ただ「どの国に売るのか」「紛争に転用されないか」という根本的な問いに、十分な答えが示されているとは思えません。イスラエル・イラン情勢が激化しているこのタイミングで提言が出てきたことも気になります。日本が「武器を売る国」になることの意味を、国民レベルで議論した上での決定であってほしいと思います。
洋上風力発電用風車世界最大手のベスタスが、2029年度までに日本国内に工場を設立する計画を経産省との覚書で正式化しました。輸入依存だったコスト構造を国内サプライチェーンで変えようという狙いは理にかなっています。ただ2029年度というのはかなり先の話でその間の政策継続性と事業者への発注保証がなければ、工場はできても使われないという事態になりかねません。再エネ政策の「有言実行」が問われる案件だと思います。
与党が委員長職権で日曜に地方公聴会を強行しました。通常国会中に解散を決断した首相が招いた「日程的な無理」を、職権という形で委員・地方・野党に押し付けている構図です。地方公聴会の日曜開催はそもそも前例がなく、「審議の形を整えれば内容はどうでもよい」という姿勢が続いています。「与党の横暴」と指摘したい。委員長は職権を乱発しておりあまりにもひどい状況です。本当に良くない。
イラン軍事衝突による燃料高騰が、今夏の電気代に直撃する見通しです。燃料費調整制度の仕組み上、3月の価格上昇は6〜11月の請求に反映され、東電・中部電は値上げ幅が特に大きくなる可能性があります。中東危機は遠い話のように感じるかもしれませんが、その影響は夏の電気代という形で全家庭に届きます。エネルギー安全保障は「国家の話」と思われがちですが、実際は家計の問題そのものです。政府支援がなければ、秋に実感として批判が噴き出す可能性があります。
イランの専門家会議がハメネイ師の後継最高指導者として次男モジタバ師を選出しました。「反米保守強硬派の世襲」です、対話路線への転換はさらに遠のいた印象です。一方で、イランでは革命体制樹立後初めての"世襲"が実現することになります。かつて王朝支配を批判して誕生した体制にとって、皮肉な結末と言えイランもまた「求心力」に課題が残ります。
2月28日、イラン南部の女子小学校がミサイル攻撃を受け、授業中の児童を含む170人超が死亡しました。米紙の衛星画像分析から米軍の誤爆の可能性が浮上しており、トランプ大統領も発言を修正しています。軍施設と誤認したとしても、170人の命が失われた事実は何も変わりません。どんな軍事的論理を持ち出しても、子どもたちの死は正当化されません。この問題は後々尾を引きそうだなと感じています。
クボタが大・院卒採用を4分の1に削減するなど、採用数を絞り込む企業が目立ち始めています。「採用を増やす」企業の割合はコロナ禍後のピーク比で10ポイント以上低下しており、売り手市場の転換点を示しています。人手不足と言われながら採用を減らすのは矛盾に見えますが、「特定スキルに集中投資して全体数は絞る」戦略への転換とも読めます。来年の就職活動は今年より確実に厳しくなりそうです。
12日に閉幕した全人代で、2026年の成長率目標は「4.5〜5.0%」に引き下げられました。財政出動で内需を刺激しようとする姿勢は分かりますが、過剰生産・不動産不況・消費低迷という構造問題への具体的な処方箋は今回も示されていません。お金を使えば消費が戻るという発想が通じる局面は、すでに終わっている可能性があります。米中摩擦で外需も見込めない中、目標達成の根拠を誰も説明できていない全人代になりました。
👀注目
ビックリしたのが子どもが減る中で不登校児童が増えていること。その意味でも多様な学びの場が確保されていることは重要だよなと思います。
9分で満充電なのであればガソリン車とそう大きくは変わらないのでは?という気がしてきます。すごいな。
前々から「責任」の乱発、そして軽さが気になっていました。ぜひ。
📰1週間の一面
✉️追伸
暖かくなったと思ったのにまた寒い一週間でしたね。
週明け頃から暖かくなっていきそうな感じ。
月曜は休刊日でお休みです。
また火曜日にお会いしましょう。
それではよい週末を。







