📰今日のニュース
今日は東南アジアのポップミュージックが世界的に注目されるようになった背景について。
💹マーケット
☝️一面のワケ
東南アジアの音楽市場が急成長を遂げ、母国語で歌われた楽曲が文化的アイデンティティを強化する役割を果たしている。
📚目次
音楽市場の変遷と市場規模
母語を用いた曲の流行と精神的な価値
芸術が広がることの意義
🪅ポイント
東南アジアの音楽市場はデジタルプラットフォームの普及により急成長し、特にフィリピンやインドネシアが注目されている。
母国語で歌われた楽曲はリスナーに共感を呼び起こし、地域の文化的アイデンティティを強化する効果がある。
オンラインプラットフォームが文化の境界を越えた交流を促進し、音楽が国際的な文化的橋渡し役としての役割を果たしている。
🎹イントロ
かなり余談なのですが日経新聞の日曜の朝刊一面は特段大きな事件がない時は柔らかめの記事(政治!とか、法律!とか、経済!とかではない記事)が多い印象です。
先月、韓国に行ってきたのですが、日本の楽曲はアニメやゲームを通じてコアなファンに浸透している印象でした。
また記事内にもあるようにネットに取り上げられたことで80~90年代のシティポップが注目を集めているようで今の60~70代が若い頃に聞いていた曲が知られていてビックリしました。
確かに昔の曲(という言い方が良くないかもしれませんが)には今聞いても良いなと思える曲が多いなと感じます。
またこれは薄くアジア各国を訪れた個人の感想でしかありませんが欧米と比較し文化的な近さも非常に感じており”心情”なども近いものがあるのかなと感じています。
以下、東南アジアの音楽市場や、母語で歌われている楽曲が流行ることの意味などについて触れていきます。
🎶音楽市場の変遷と市場規模
東南アジアの音楽市場は、近年急成長を遂げています。
特にデジタル音楽の再生数が増加し、フィリピンやインドネシアは「トリガーシティ」として注目されています。
トリガーシティとはアーティストの音楽がSNSでシェアされ、連鎖的に新たなファン層へ広がる力を持つ都市のことで多様な音楽嗜好や高いストリーミング利用率、そして高い人口密度が特徴です。
アジアのトリガーシティでは、人々が自分が好きな音楽だけでなく、友人がシェアした音楽も積極的に共有する傾向があります。
東南アジアは人口の多くが若年層で、YouTubeやSpotify、TikTokなどのオンラインサービスとデジタルプラットフォームの普及も相まって拡大しています。
アジア太平洋地域の音楽市場は2024年から2031年までに年平均11%の成長が見込まれているようで(Congnitive Market Researchによる調査)、この先も注目の市場となりそうです。
👅母語を用いた曲の流行と精神的な価値
また記事内で注目されているのは自国の言葉を用いた曲が流行し始めていること。
母国語で歌われた楽曲は、リスナーに直接的な共感を呼び起こし、自国の文化や伝統を再認識させる効果があります。
これにより、地域の文化的アイデンティティが強化され、ナショナリズムの促進にもつながっています。
そしてたぶんですが「自信」の創出にも繋がると思うんですよね。たぶんですけど。
さらに東南アジアは多言語・多文化の地域であり、各国の母国語音楽が注目されることで、地域内での言語や文化の多様性が尊重される傾向があります
音楽は文化の象徴であり、自国の言葉を通じて伝えられるストーリーや伝統が、地域社会に深い誇りを与えます。
特に、デジタル時代においては、オンラインプラットフォームが文化の境界を越えた交流を促進し、音楽が国際的な文化的橋渡し役としての役割を果たしていくことになりそうです。
🤔芸術が広がることの意義
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
音楽でも小説でも絵画でも…なんでもいいんですけど芸術というのは誰かの思いや考えを何らかの形で”表現”したもの。
受け取り手はその表現を見て共感したりインスピレーションを刺激されたり癒やされたりします。
個人的に芸術の役割として大きいのは「私の悩みは既に表現されていると知れること」だと考えています。
自分が抱える悩みって誰かが既に悩んでいて、そしてそれを表現してくれてるんですよね。
この悩みは自分だけじゃないんだって知れることが救いに繋がると思うんです。
そういう意味では”分かる”芸術が多く存在するというのは社会にとっての祈りのようなものだなぁと感じています。
📰今日のその他の一面
長年のロシアウォッチャーが言っており私も同意してるのですが、トランプ氏のロシア(というよりもプーチン)への姿勢は交渉をする相手というよりは若干”仲間”のように感じているのではないかと思っています。ただ、米国内、トランプ支持者でもロシアに対しては懐疑的、慎重な見方の人が多くその目を気にしての発言だと見ています。
一旦拘置所での勾留が認められたとはいえ肩書は現役の大統領であり当然と言えば当然なのですが「戻る」場所は大統領公邸なんですよね。勾留されていた1ヶ月半、韓国は外交の顔を失っておりトランプ氏との面会もできておらずその影響は小さくないなと感じています。
確かに便利になりそうではありますがこうなるとスマホを紛失した時怖いよなという印象を持ちましたが、それは財布忘れた時でも一緒っちゃ一緒なのでそんな変わらないですかね。みなさんはどう思いますか?
✉️追伸
昨日は3月10日で東京大空襲の日。
そして今日は3月11日は東日本大震災の日です。
今でもあの衝撃は忘れられませんがいつかは薄れていくんでしょうね。
なんとか繋ぎ止めないといけないなと思っています。