2月15日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
今週は政治ニュース多めになっています。
国内的には日本製鉄のUSスチール買収が少し変化ありそうなこと。
個人的には中国のBYDが販売首位になったことがエポックメイキングだなと思っています。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
マスク氏は「選挙で選ばれていないのに多くの点で議員より権力を持つのは違憲だ」として官僚を敵視していますが、マスク氏もトランプ氏を応援していただけで選挙で選ばれたわけでもないのに(選挙で選ばれたトランプ氏が任命はしていますが)政府職員のリストラを敢行していることには非常に違和感があります。
前提はありますがもらえる年金額も増えますし私は順当な判断だと考えています。名目賃金も上がる中でこれまでの上限が低すぎたと思います。しかも段階的に引き上げるということでかなり穏当だなという印象。年金財政は破綻すると煽られることがありますがわりと盤石なのでのせられないようにしてください。
日本製鉄関係者はひとまず首の皮一枚つながったという感覚でしょうか。「買収ではなく投資」とスライドさせたことで理解は得やすくなりましたが後日株式の過半の取得は容認できないとの発言がありました。米国の鉄鋼メーカーであるクリーブランド・クリフスも買収を模索しておりまだ先行きは見通せません。
予算協議が山場を迎えています。衆議院の優越(衆議院が可決した法律案や予算、条約などの議決が、参議院が30日以内に議決しなかった場合に、衆議院の議決が国会の議決となること)があるため政府としては2月中になんとかして参議院へと送りたいために2月中に可決できるかの駆け引きが始まります。楽しみですね!
個人的に今週最大のニュースはこれで、中国政府が率先して合弁会社を作り外の企業を入れて国内産業をせっせと育てた結果ようやく花開いた。というイメージ(ずっと中国をウォッチされている方で違う見解であればすみません)。エポックメイキングなニュースだなと思っています。
記事内には物価上昇を理由としてあげていますが所得が増えても貯蓄に回る最大の原因は、やはり社会保障への不安なんだろうなと思います。子どもができたら…病気になったら…老後のために…等々様々な不安が支出を控えさせるのだと思います。中国が今同じ状況なんですよね。経済右肩上がりのうちは不安なく使ってたんですが低迷した瞬間に買い控えが起こっています。要は不安感なんだろうなと。
消費者物価指数(CPI=Consumer Price Index)が市場予想を上回ったこともありますが、利下げに懐疑的な論調が出るのはトランプ政権の政策がインフレを引き起こす可能性があると見られているからです。FRBもなかなか利下げ判断はできないと思いますし実際慎重になっています。
「ウクライナとロシアを停戦させる」はトランプ氏の公約(というか発言)の1つ。任期は4年ですがひとまず中間選挙までに成果をと考えるのであればあと2年。一方でプーチン氏は2030年まであと5年任期があるため「待つ」という戦略が取れます。この交渉がどうなるのか、また虐殺をされ多大な被害を被っているウクライナの頭越しにそもそも交渉していいのかなど論点は多くあります。
「低コストで高性能の生成AIを作れるのではないか」と衝撃を与えたディープシークショックの前から、ビッグテックがAIに巨額を投資していることに対しては「本当に投資回収できるのか?」と懐疑的な目をマーケットから向けられていました。ディープシークが現れてその懸念が再燃している形です。
とうとう政府備蓄米の放出に至りました。去年から議論はされていましたし、これがどこまで米価の落ち着きに影響を与えるかはわかりませんが根本的な解決になるわけではなく、これまでも言ってきたように日本農政を再考する必要があると思います。
👀注目
当然だと思うと同時に、この声明に日本が参加しなかったことは非常に悲しくもあります。
一応投資家保護的な側面はありますが米国に続き仮想通貨が投資対象として広がる可能性が出てきそう。ただ仮想通貨って実態がないものではあるのでそれをETFとして扱うのはどうなんだろうと個人的には疑問です。
📰1週間の一面
2月10日(月)休刊
✉️追伸
今週も寒かったですが来週も寒いらしいですね。
ただ冬ってだいたいこんなもんじゃなかったっけ?とも思ったり。
ひとまず寒暖差で体調崩さないようにしてくださいね。
それでは良い週末を。