12月9日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
今週は国際関係の記事が多くなってしまいましたが国内は自民党の裏金問題で荒れています。
現職の官房長官が名指しで裏金疑惑を報じられてわりとピンチ。今週末にも動きがあるかもしれません。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
UAEで開催されている気候変動対策について話し合われるCOP(Conference of the Parties)28で再生エネルギーを拡大させることで参加各国が同意しました。COPの特徴として達成できなかった際の罰則規定等はなくどこまで実効性が担保できるかが重要になります。ただ気候変動に対応するためにはこれよりもさらに踏み込んだ各国の行動が求められます。
インドでは5年毎に下院の総選挙が行われており前回が2019年のため来年春に総選挙が実施されます。グローバルサウスの代弁者を自認し中国を抜いて世界最大の人口を抱える国の動向に注目が集まっています(というか私が注目しています)。与党BJPに勢いがありモディ氏が3期目に突入する可能性が高まっているようです。
債務の支払い能力を評価して発行体の信用力を示すのが「格付け」なので要は中国の支払い能力がちょっと下がったことを示します。今すぐ大きな影響があるというものではないですが不動産不況が深刻に受け止められていることを感じます。
大きく出たなって感じしますがこれやるならEUからですし良い取り組みだと思います。よく合意できたな。大企業は2年後から適用、中小は移行期間があり6年後からだそうです。明確にファストファッションにノーを突きつける形でアメリカや日本にも波及する可能性はあります(むしろ波及すればいいと個人的には思っています)。
一帯一路は中国が進めている経済圏の構想です。G7からはイタリアが唯一参加してましたが「得られるものが少ない」ということで脱退します。今のところ中国からの報復措置はないようでもしこのまま中国の経済成長が鈍化していくのであれば離れる国は増えるかもしれません。
気になっていたミャンマー情勢が動いていました。北部の少数民族グループが手を取り反撃をしているようです。背景にはこのグループの動きを中国が黙認したこともあるようで、ミャンマー軍政府がたまらず中国に近づいています。ミャンマーでクーデターが起こってもう2年以上(21年9月)となりました。
「平和の党」を自認する公明党は元々武器輸出に関してはかなり慎重なはずですが最近は自民党の勢いに押され気味でした。創設者の池田大作氏の死去が影響しているのか、それとも自民党(ないしは岸田政権の支持率低下)が影響しているのか分かりませんが主張を強めてきています。
日本銀行の氷見野副総裁が大分市の講演で金融緩和の出口に触れたこと、また一昨日参議院の財政状況で植田総裁が「来年はさらにチャレンジグになる」と答弁したことで金融緩和の修正が意識され一気に円高へと動きました。現在は持ち直し144円前後。今月、今年最後の金融政策決定会合があるのでまずはそこに注目です。
2月頃に労働組合が経営側に要求し3月頃に回答が出てくるのが通例ですが今年は大企業から既に賃上げを行う旨の発信が積極的に行われておりこれまでにない様な空気感を感じています。あとは中小に波及するかが重要。労働者の7割が雇用される中小企業に賃上げが広がれば経済回復、成長の芽が見えてきます。
昨日衆参で予算委員会で集中審議が行われました。柿沢未途法務副大臣が公職選挙法違反疑いで辞任したことによる予算委員会だったんですがその日の朝に松野官房長官の1000万円裏金疑惑が朝日新聞の一面に掲載されその他の報道機関も追随、質問が集中しましたが明確な答弁ができませんでした。読売が「更迭へ」という記事を出していますがまだ他紙は動いていません。
📰1週間の一面
✉️追伸
来週月曜日は休刊日でお休みですが何か動きがあれば速報でお届けします。
それでは良い週末を。