12月27日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
昨日で仕事納まった人も多かったのでしょうか。お疲れ様でした。
今週のトップニュースは政策活動費を廃止する法案が成立したこと。
国会内の風景の変化を非常に強く感じます。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
中国の景気低迷から業績が悪化し、工場閉鎖の話が出ていたフォルクスワーゲンですがひとまず見送られることとなりました。ただ手を打たなければいけない状況は変わっておらず報酬の削減やリストラが行われるようです。いずれも急場をしのぐ対応でさらなる経営改善策は求められそうです。
司法省からGoogle Chromeの分割案を突きつけられていたグーグルですが、「改善策」としてスマートフォンにChromeを標準搭載しない等の対策を裁判所に提出しましたが政府案から程遠いものとなっています。ビッグテックへの規制が進む中でこの改善策では認めてもらえないだろうというのが個人的な所感。社会インフラにもなっているため今後の行方に注目です。
かなりギリギリで政府閉鎖は回避されましたがトランプ氏の大統領就任まで繰り返すことになるかもしれません。記事内にもある通り今回の騒動はイーロン・マスク氏が予算案に反対しトランプ氏が同調したことにあります。いち民間人がここまで予算案の賛否に影響を持っていいものなのかと頭を抱えてしまいます。
中国が日本への大幅な歩み寄りを見せています。福島第一原発のいわゆる「処理水」を「核汚染水」と呼び海洋放出に対して強烈に批判していたことは記憶に新しいところ。水産物輸入を認めるとは思ってもみませんでした。日本も呼応するように富裕層向けの10年観光ビザを設けるなどしています。背景にあるのはトランプ氏就任により中国への風当たりが強くなることが考えられること。今後もこの傾向は続きそうです。
記事内では下がった要因として為替の影響をあげていますが1人あたりGDPが低いことに変わりはなく、労働生産性の向上が求められます。基本的には無駄をなくし売上を増やしていく必要があるわけですが企業の動きなんかを見ていてもなかなか難しそうですよね。どうするんでしょうね。
国会の状況が大きく変わったことを実感する法案成立です。基本的に非公開であった「政策活動費」を廃止するというものですが自民党は一部非公開にできる「公開方法工夫支出」を新設しようとしていましたが野党からの反対があり結果的に取り下げました。
🗾15年で「半分再エネ」へ 経産省、次期エネ計画原案を了承 太陽光、3.6倍で愛知並み面積 風力9.1倍は風車4500本相当
2040年度のエネルギー基本計画が公表されました。エネルギー基本計画は日本の中長期的なエネルギー政策の指針です。再エネを増やして火力を減らし、原子力発電所は現存のものをフル稼働させるという内容になっています。経産省は実現可能性を当然勘案して計画を出してきているわけですが、それほんとにできるの?は考えないといけないところ。
先日金融庁がマネーロンダリングへの対策不足を理由にイオン銀行に対して業務改善命令を出しましたし、指摘の内容もわりと厳し目だったわけですがその理由となるのがこの記事。日本も下手すると米国から指摘を受け巨額の罰金を支払わされる可能性があるためです。
最高検察庁がいわゆる袴田事件の調査等が適切であったかを検証した結果を公表しました。裁判所から指摘された証拠捏造については強く否定しており自身で検証を行うことの限界が見えたような気がします。第三者による検証を行うべきだと私は考えています
前から言ってるんですけど鳥インフルエンザはパンデミックに繋がる可能性かなり高いと思っていてめちゃくちゃ怖いんですよね。哺乳類への感染は多数報告されていて、ヒト→ヒト感染が起こるのも時間の問題なんじゃないかと思っています。
👀注目
記事内にも書いてありますが、救急救命におけるゲームチェンジャーとなる可能性があります。すごいですよね。
おもしろかったのでおすすめ。今後の社会の動きを見通していくうえでも非常に重要な考え方です。
父親の産後うつって考えたことなかったですし母親の産後うつも勝手にホルモンバランスのみが原因だと思ってましたが、複合的な要因だそうで当然父親もなり得るよなと。母親の産後うつはかなり認知されてきてますがだからこそ男性の産後うつは信じてもらえずにしんどい思いする人いらっしゃるだろうなと思いました。自分の中の偏見に気付かされる記事でした。
中古品が、「新品に手を出せないから仕方なく買うもの」から「あえて選ぶもの」になりつつあるという話。価値観の移り変わりを感じます。
📰1週間の一面
✉️追伸
年末年始みなさんは何をされますか?
ニブイチは変わらず土日と休刊日以外は1面解説をお届けしていきますね。
それではまた月曜日にお会いしましょう。
良い週末を。