11月2日(土)一週間を振り返るニュース10本
今週もお疲れ様でした。
今週のトップニュースは間違いなく衆議院選挙と結果に伴う与野党の多数派形成に向けた動きでしょう。
議会の構成が変わったことで国会論戦にもより深みが出るのではないかと期待しています。
それでは今週を振り返るニュースたちです。
7️⃣一週間を振り返るニュース10本
《記事のジャンル》
💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内
起業後のいわゆる「出口戦略」としてはこれまで株式上場がメインでしたがM&Aを選ぶ企業も増えてきているとのこと。上場しちゃうと「市場」の要請に応えないといけなくて社会状況もコロコロ変わる中で応え続けるのはしんどい話し。その点1社に買収されてしまえばそこの意向のみなので中長期的な戦略は描きやすいですよなとは思います。
リチウムは電気自動車(EV)や蓄電池のバッテリーとして使われ、脱炭素社会の実現のために必要不可欠な要素となっていますが現状中国がその生産の大半を占めています。そこで米国も生産に…という流れですがリチウムは採掘する際、大量に地下水を組み上げそれを蒸発させて採掘するやり方があるようで(記事の写真も湖っぽくなってる)環境負荷が大きいらしくそれはそれで問題のよう。難しいところです。
まだこの選挙から1週間経ってないんだなというのが個人的な実感。事前に与党過半数割れか?という情報が出ており「いやいやまさか」なんて思っていましたが蓋を開けてみればしっかり過半数割れ。現在は多数派の形成に向けて動いておりその流れの中で国民民主党が話題になっています。さてどうなるか。
ジョージア(グルジアと書いた方がわかりやすい人もいるかも)で議会選挙が行われ親ロシア政党が政権を維持しましたが、複数の出口調査で勝利政党の劣勢が伝えられており選挙の正当性が疑われる事態になっています。ジョージアはEU加盟に向けて動いておりすごくうがった見方をすれば旧ソ連の構成国に対しロシアが何かしらをしかけているかもしれないということは考えられます。小さい国のわりと大きな話。
今年の6月に包括的戦略パートナーシップ条約を結んでおり、武器供与だけ行うのかと思っていましたがまさか兵士の供給まで行うとは思っていませんでした。実践を積ませることが主目的だと思うのですが、これまで主に北朝鮮の後ろ盾になっていた中国もこれには頭を悩ませておりちょっと今後も世界の動きに影響を与える要素となりそう。ちなみに韓国はこれまで防弾チョッキ等のみの提供でしたが北朝鮮兵が参加するとなれば本格的に武器供与に踏み切る可能性もあります。
フリーランス新法は、フリーランスの増加に伴う契約トラブルや労働環境の問題に対応するため制定され2024年11月1日に施行されました。取引条件の明示や報酬支払期日の設定などを義務付けています。フリーランスと使用会社側では対等ではなくこれまでも不利な条件を飲まされるなどがあったためその対策のために作られました。効果や如何に。
原油はずっと上値が重い展開が続いています。これまでであればイスラエルが石油施設を攻撃するかもという情報が出れば跳ね上がりなかなか落ちてこないという状況になっていたと思いますが中国経済の低迷とシェールガス革命でアメリカで安く石油が出回っていることもあり価格が上がりにくい状況になっています。
同性婚が認められていない状態は憲法に違反(違憲)しているとした高裁判決は札幌高裁に続いて2例目。その他、地裁でも続々と違憲や違憲状態の判決が出ています。これは最高裁まで待たずとも完全に国会、政治の案件となります。これで動かないようであれば政治の怠慢と言われます。
女性差別撤廃条約の実施状況を審査する国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が夫婦同姓を義務化している現状を問題視し法改正を行うように勧告しました。また「男系男子」が皇位を継承することも差別的だとして撤廃を求めました。みなさんはどう思われてるかわかりませんが皇室の方々ほんと人権ないよなって思うことちょこちょこあります。選挙権ないですし男性皇族は結婚する時国会の議決が必要なんですよ。意味わからないってなります。
ここまで行政サービスに依存するようになった今、私たちは今後大きな政府を目指していくしかないのではないかと個人的には思っています。税としてしっかり徴収した上で分配機能を強化する。今、世界は再び格差が大きく広がってきています。アメリカなんか奴隷制度があったときくらいの格差の広がり具合。それは社会も不安定になるよねととても思っています。
👀注目
市場環境の変化ってめちゃくちゃ大きいんだなということを感じるニュースです。Jパワーは石炭火力発電所が約4割を占めていますが世界的にはCO2を多く排出する石炭火力は投資に値しないものとして見られています。お金の動きが変わると企業の動き変わるんですよねを実感します。
私も今回の選挙が終わった時に安倍さん的なものが終わったんだなと同じようなことを思いました。大きかったのは金融政策と自民党内の安倍派議員。金融政策は植田総裁就任により正常化に向けて動き出し最大派閥を構成していた安倍派は今回の選挙で多くが落選しました。一つの時代の終わりを感じます。
📰1週間の一面
✉️追伸
気づけば11月ですね。週明けにはそうそうにアメリカの大統領選挙があります。
これも世界の今後の動きに大きな影響を与える選挙でめちゃくちゃ注目。
先が読めない時代になってきました。
それでは皆様よい週末を。