11月20日（月）マンション建て替えやすく 借り主の退去、請求後半年で
11月20日（月）マンション建て替えやすく 借り主の退去、請求後半年で
政府、決議要件の緩和案
📰今日のニュース
マンション建て替えやすく 借り主の退去、請求後半年で
政府、決議要件の緩和案
今日はマンションの決議要件の緩和について
💹マーケット
☝️一面のワケ
来年の通常国会で「区分所有法」の改正を狙う。
📚目次
社会問題化するマンションの老朽化
要件緩和で決定しやすくする
管理への注力が必要
🪅ポイント
１．マンションの老朽化が問題になっている
２．管理組合での意思決定が難しくなっている
３．区分所有法を改正し決議要件を緩和し決定を容易にさせることを狙う
🏢社会問題化するマンションの老朽化
10月9日の記事でマンションの修繕積立金が取り上げられましたが、日本のマンションの約2割が築40年以上となっておりマンションの老朽化が社会問題になっています。
大体10～15年に1度、外壁の塗装など経年劣化した部分を直しマンションを長く維持するための「大規模修繕」や修繕では追いつかない場合などは「建て替え」が必要になります。
10月9日で取り上げられた内容は修繕積立金が払えなくなり、修繕が進まないという問題でした。
⛏️要件緩和で決定しやすくする
また、修繕や建て替えを行う場合必要になってくるのが所有者の同意です。
マンションは一つの建物を各部屋の持ち主が所有しているため所有者からの同意を得ない限り実行できません。
そのためマンション管理組合が設置されその話し合いを行って決める必要がありますが記事内にもあるように合意形成が難しく結局修繕や建て替えができないという状況に陥っているマンションがかなり多くあります。
そのマンション管理組合の決定をしやすくするために「区分所有法」を改正し要件を緩和しよう、引き下げようと国が動いているというのが今日の記事です。
🤔管理への注力が必要
《2分で一面（ニブイチ）的視点》
相変わらず都心部ではマンションがばんばん建ってますし地方都市でも駅近くにタワーマンションが建設されるなど人気は衰えていませんが一方で投資目的での購入があり住人＝所有者とも限らないためマンション内での合意形成が難しくなってきています。
せっかく作ったもの、建てたものを負の遺産にしないためにも販売だけではなく管理の部分も注力していくことが求められそうです。
📰今日のその他の一面
記事内にもありますが薬価改定や後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用推進によってなんとか医療費を抑えたいという目論見ですが限界を迎えつつあります。やはり追加負担も含めて全体で考えていく必要がある内容なのではないかと思います。
ハマスとイスラエルの対立の余波です。中東全体に飛び火しないことを願うばかりですがちょっと不穏な感じになってきました。原油価格等にも影響するかもしれません。
「北部を攻撃するから南部に逃げろ」とイスラエル軍は言っていたわけですがその南部も攻撃対象になればガザの人の居場所がなくなってしまいます。
データが手に入ればスタートアップ企業等にメリットはあるかもしれませんがプライバシー保護の観点はどうするのだろうという気はします。政府も後押しということは法的な部分はクリアしているということだと思うのであとは国民の判断となりそうです。
✉️追伸
すごいどうでもいいんですが（ここにどうでもよくないことを書いたことないと思いますが）高級マンションの広告コピーがおもしろくて一時期ハマってたことがあります。
マンションポエムとかで検索してもらえると出てくるので気になる方はぜひ。