📰今日のニュース
米中、衝突回避を優先 軍事対話再開で両首脳合意
1年ぶり会談 台湾や半導体、対立残る
今日は久々の米中首脳会談について。
💹マーケット
☝️一面のワケ
米中間では各分野で対立があったためトップ同士の話し合いが求められていた。
📚目次
なぜ米中首脳会談が注目されるのか
大統領選前最後の機会だった
ひとまず及第点なのでは
🪅ポイント
米中の対立が激化している
軍事面での衝突が懸念されていた
そのためトップ同士の対談が求められていた
🐻👴🏻なぜ米中首脳会談が注目されるのか
アメリカと中国はGDP1位と2位の大国でその動向が世界に与える影響は大きく2018年からトランプ政権下で始まった貿易面での対立に世界は右往左往してきました。
2021年にスタートしたバイデン政権では落ち着くかと思われましたが半導体など先端技術の流出を防ぐ措置が実施され貿易面でも悪化。台湾を巡る問題では双方が牽制し合うなど状況は悪くなる一方でした。
最も懸念されているのが偶発的な武力による衝突。
中国は台湾を自国の領土であると主張していますが台湾は独立した国だと訴えています。
アメリカは中国が武力侵攻した場合、軍事介入を行う旨の発言をしており「もしかしたらうっかりぶつかることがあるのでは…」と心配されていました。
🎬大統領選前最後の機会だった
そのため軍レベルの話し合いが必要だ。そのためにもまずはトップ同士の話し合いが必要だ。ということが言われ続けていたものがようやく実施されたよ。というのが今日の記事。
「軍事対話再開」が見出しに来ているのもそういった理由からです。
アメリカは来年に入ると大統領選が本格化します。
バイデン大統領の対抗馬となる可能性が高いトランプ前大統領や共和党の候補者は中国に対し強硬的な姿勢を示す人がほとんどでそれが支持の増加にも繋がります。
バイデンにとっても現状対立している中国に融和的な対応を取ると批判され大統領選に影響が出る可能性があります。
対立している国とはトップが「会う」だけでも批判されるのが外交の世界(意味わかりませんが)。
そのため今年いっぱいが米中首脳会談を行う最後のチャンスになっていました。
ひとまず軍事レベルでの対話が再開されることが決定したことで互いに最低限の役割は果たしたと言えます。
🤔ひとまず及第点なのでは
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
米中対立は経済面やウクライナ問題、パレスチナ問題とかなり広汎にわたるため厳しい論調の記事が多いように見受けられますが個人的には最大の懸案事項を前向きな方向に進められたということでひとまず及第点なんじゃないかなと思っています。
📰今日のその他の一面
「日本では運用会社よりもその親会社にあたる銀行や証券会社の方が力を持つためそちらが売りやすい商品が優先され運用会社があまり伸びない」という話が最近ちょこちょこ出てきますがその件です。よっぽど腹に据えかねてるんだなって印象を受けて、これ関連の記事見るとフフってなります。(笑)
年金支給額を抑える目的で作られた「マクロ経済スライド」というものがあるんですけど、なにかというと物価や賃金が上昇してもその伸び率よりもやや抑えて支給するというものです。現役世代の負担抑制の面もあるんですが地方経済は年金依存の側面もあるので物価上がってるのに実質的に年金減らされるのであればジリ貧だなって感じします。
台湾の大手半導体メーカーTSMCが熊本に作ってるのが10ナノレベル。日本では40ナノ以上が作れないそうなので1ナノは文字通り最先端の半導体となります。半導体で微細化が進むのはそれにより電力効率の向上や高機能化が見込めるからです。
✉️追伸
すごいどうでもいいんですが目次の1つ目が🐻になっているのは習近平が「くまのプーさんに似てる」と言われることからです。
中国では習近平を揶揄するのにプーさんが使われるんですがそのせいで中国のインターネットではプーさんがNGになっています(今もなのかわかりませんが)。