📰今日のニュース
「成長へ3年で変革」 所信表明
減税・給付に時限措置 改革の芽後押し
今日は臨時国会での所信表明演説について。
💹マーケット
☝️一面のワケ
臨時国会で内閣が「何を重視するか」が明らかになった。
📚目次
所信表明演説とは
演説の内容
具体性に乏しいなという感想
🪅ポイント
臨時国会で毎回行われるのが所信表明演説
内閣が何を重視するのかを総理自らが語る場
今回は「経済」がポイントに
📣所信表明演説とは
10月20日に第212回臨時国会が開会し、昨日岸田総理による所信表明演説がありました。全文はこちらからどうぞ。
所信表明演説は臨時国会などが招集された時に総理大臣によって行われる演説です。
この国会でどういう点を重視していくのか、どんな課題を持っていると考えているのか、そのための政策として何を行っていくのか…などを話します。
似たようなものに、毎年1月に開かれる通常国会で行われる「施政方針演説」があります。
こちらは1年を通じての内閣の基本方針を述べるもの。どちらも国会でどういう方向性でやっていくかを述べるものなのでほぼほぼ一緒と思ってもらっても問題ないと思います。
国会で施政方針演説が行われましたよというのが今日の記事。
📝演説の内容
大体どの新聞も注目ポイントは共通していますが、今回の所信表明演説のポイントは「経済」の部分でした。
岸田首相の元で物価高騰が続き、さらには今年の通常国会で決まった防衛費増額やサラリーマンの通勤手当に課税することが検討されるなど「生活を苦しめる人」のイメージが定着してしまっています。
そのため国会の開会前から「所得減税」に言及し所信表明演説で「経済」を強調することで「暮らしを楽にしてくれる人」というイメージの定着を狙っています。
「経済、経済、経済」と連呼したところがニュース等で使われているかもしれませんがそれが狙い。
補正予算案が11月中旬に出てくるようなのでそこで答え合わせということになりそうです。
🤔具体性に乏しいなという感想
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
所信表明演説は衆議院の方をリアルタイムで視聴しその後全文も読みましたが「具体的に何をするんだろう」ということがわからないなという感想でした。
物価高対策として低所得者の方に追加給付を行うこととエネルギー価格への補助はわかりますが、「供給力の強化」や「国民への還元」など「スローガン」を重視するあまり逆に伝わりにくくなっています。
今まさに国民が苦しんでいるわけですがスローガンでなんとか乗り切ろうという軽佻浮薄さを国民に見透かされてるのではないかなという気がしています。
📰今日のその他の一面
「アンドロイドスマホに最初からGoogleアプリが入っていることが競争を阻害するのではないか(独占禁止法違反ではないのか?)」という視点での調査。EUとアメリカでは先行して調査が始まっており日本はようやくといった感じです。
洋上風力発電は着床式(海底に固定する方法)と浮体式(海に文字通り浮かべる方法)があり、浮体式だと導入可能な海域がグッと広がります。また日本は中国、韓国に続き世界の造船竣工量第3位で技術やノウハウも豊富。風力発電技術+造船技術を組み合わせることで量産化、コストダウンを図る狙いです。
政府が求める「運用力強化」の流れの一環。岸田首相が掲げる「新しい資本主義」では「資産所得倍増計画」を掲げ株等の金融商品を用いた資産運用・形成に力を入れています。今回の買収もその流れを受けてのもの。
✉️追伸
「治りましたー」って書いてましたが今日熱測ったら若干熱がありました。
コロナではなさそうな感じですがもし明日送れなければ数日分まとめて配信いたしますのでご容赦ください🙆♂️
季節の変わり目ですのでみなさんも体調にはお気をつけて。